皆様、こんにちは。徳井内科クリニック院長の舩江 修（ふなえ　おさむ）です。

私は、平成4年に慶応義塾大学医学部を卒業し、4年間の内科の研修を受け、その後糖尿病・内分泌を専門に研究・診療を行ってきました。

糖尿病は、初期には症状があまりなく、コントロールするのが非常に難しい疾患です。しかし最近の糖尿病治療は目覚ましく進歩しており、当クリニックでは最新の治療も駆使しながら、糖尿病特有の合併症や、心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化の予防に取り組んでおります。また糖尿病を含む生活習慣病は、薬物療法だけではなく、食事や運動習慣の改善が重要です。理解はしていてもなかなか行動に移せないのが実状です。我々は、管理栄養士、糖尿病療養指導士、看護師とチームを組み、患者さん一人一人の生活に食事や運動習慣の改善が馴染むように工夫しております。

理事長の徳井 幹也医師をはじめとし、横浜市立市民病院で長年地域の糖尿病診療に貢献してきた宮本 和則医師、けいゆう病院で消化器内科医として活躍してきた是木 茂幸医師とともに地域の健康増進に真摯に取り組んでおります。

健康診断で異常を指摘されたり、体調不良で心配なことなどがありましたら、お気軽にご相談ください。スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしています。

何卒よろしくお願いいたします。

横浜市立市民病院内科副医長を経て、当院を開院してから早や19年になります。その間、志を同じくする3人の後輩の医師がスタッフに加わり、関内クリニックも開院し、横浜の地域医療に貢献すべく励んでまいりました。

出身大学である慶應義塾大学医学部の先生方には、今でも継続的にご指導・ご協力をいただいております。また横浜市立市民病院・けいゆう病院のみならず多くの基幹病院と連携を取りながら、最新の知見や医療を取り入れ、それらの専門外来と同レベルの医療を提供できるように心がけてまいりました。

この19年の間にも多くの新薬が開発され医学は進歩しています。最近の医療は、選択しうる薬剤の多様性は増した半面、EBM（エビデンスに基づいた医療）や治療アルゴリズムが重視され（偏重され）すぎて、画一的なものに陥ってきているのではと危惧しております。

当クリニックでは、新しいアルゴリズムを理解し尊重しながらも、患者さん個々に寄り添ったオーダーメイドの治療を行っていくことを基本的理念としています。医師は4人おり、それぞれ個性も異なりますが、基本的理念は共有し同様な治療方針を持てるように、定期的に院内医療ミーティングを行っています。

新型コロナウイルスとの闘いが一つの節目を迎えた今、ホームページを一新して、当クリニックも新しい船出となります。この航海が、たくさんの患者さんやスタッフの笑顔であふれたものになるように努めてまいりたいと思います。